みなさんは口腔乾燥症と言う言葉を聞いたことがありますか?
口腔乾燥症とはドライマウスのことで、口腔内の唾液量が低下しお口の中が乾いた状態のことです。
唾液量が少なくなると、唾液による口腔内細菌の流動性が低下してしまうため歯周病やむし歯になりやすく、口臭も強くなります。また口やのどの渇きがずっと続いたり、夜中に口の渇きで目が覚める、飲み物や食べ物が飲み込みにくい、舌がヒリヒリする、お口の中がねばねばするなどの症状がでたりします。
原因は加齢、ストレス、薬の副作用、糖尿病、シェーグレン症候群(自己免疫疾患)などと言われています。
なぜこのお話をしたかというと「口呼吸」もその原因の一つなのです。
開咬や上顎前突(出っ歯)の方は口が閉じにくいため、自然と口呼吸になり口腔乾燥症になりやすくなってしまいます。
矯正治療で歯並びを整えることで口腔乾燥症の予防にもつながりますので、気になる方はぜひ当院へご相談ください。