お知らせ

正常咬合の成立条件

正常咬合が成立し、維持されるためには以下の条件が整うことが重要であり、これらが損なわれることは、不正咬合へと変化する要因となります。咀嚼筋を含めた口腔周囲組織の機能圧が咬合保全力となって咬合を維持しています。

①上下顎骨の調和のとれた成長と発育

骨格が正しく成長発育し、上下顎骨の調和が保たれていることが、正常咬合が成立する最も基本的な条件です。

②歯の大きさと顎骨の大きさの調和

上下歯列の大きさと形態、歯数のバランスがとれていないと咬合や歯列に不正が生じます。また、歯の大きさと顎骨、歯列弓の大きさに不調和があると空隙や叢生などの原因となります。

③歯の正常な咬合接触関係、隣接面の接触関係

咬合時における機能圧が歯を安定させるために重要です。

④筋の正常な形態と機能

歯列や咬合は軟組織の形態と機能により影響を受けている。歯列の内側からは舌圧が、外側からは口唇、頬圧などが安静時および機能時に作用する

この歯列内外の筋機能圧の調和が正常咬合の成立に重要であり、口呼吸や口腔習癖などによる機能の不調和は不正咬合の原因となります。

⑤歯周組織の健康

歯を支持している歯周組織が健康であることは、正常咬合の保持にとって必須の条件です。歯周疾患はしばしば不正咬合の原因となります。

⑥顎関節の正常な形態と機能

顎関節の正常な形態と機能は、正常な咬合が成立する条件です。顎関節の発育異常や腫瘍、関節リウマチなどは不正咬合をもたらします。

蒲田あさみ矯正歯科

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矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。

一般的な治療期間:2年から3年、一般的な通院回数:20回~30回

矯正歯科治療の一般的なリスクと副作用:・痛み ・口腔内不潔域の拡大と自浄作用の低下・歯根への影響(歯根の短小、歯の失活、歯肉退縮、歯根露出、失活歯の歯根破折)・顎関節症状・後戻り·加齢による変化・骨癒着

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