永久歯が正しく配列するためには、永久歯が萌出するスペースと良好な順序で交換していくことが大切になります。
11〜12歳ごろになると第二大臼歯が萌出し、上下の歯が咬合することにより永久歯列が完成します。
17〜18歳ごろになると智歯(親知らず)が萌出してくる場合があります。智歯は第二大臼歯の後方に位置します。智歯も含めてすべて生えそろうと永久歯は32本になります。
また、歯列弓は乳歯列の頃とは形態が変わり、成長発育とともに長幅径も大きくなり、馬蹄形をしています。
歯列は成長の発育とともに、食物の摂取、咀嚼、呼吸、発音、舌や筋機能などの向上と密接なかかわりをもっています。