矯正力は、作用様式で持続的な力、断続的な力、間欠的な力に分けられます。
・持続的な力
器械的な矯正力を用いる場合にその減少がゆるやかな力を持続的な力といいます。
細いアーチワイヤーを用いることで持続的な力を加えることができます。
・断続的な力
拡大ネジによる矯正力や太い線による矯正力は強い矯正力が加わるが、作用距離が短いため、わずかな歯の移動で矯正力は0になります。これを繰り返すことによって歯を移動します。
・間欠的な力
一定時間だけ作用する矯正力を間欠的な力といいます。筋が機能したときや装置がつけられている間だけ動くことで間欠的な力を加えることができます。
矯正装置はさまざまなものがありますが、それぞれ特性が異なります。